家庭の事情について #32
僕が思う家庭環境が子供に及ぼす影響
こんにちは。
なぜこのようなことを書こうと思ったのかというと、僕の大好きなアーティストZORNさんが「家庭の事情」という曲を母の日にリリースしました。
この曲はタイトル通り彼が育ってきた家庭の事情について歌っているもので僕と似ていることありました。
僕も家庭環境は悪かったと思っています。あまり詳しくいうのもよくないので簡単に言いますと暴力、暴言など。包丁を向けることもありました。当時小学校高学年の僕はそんな夫婦喧嘩に耐えられず家出、布団やこたつの中で耳塞ぎながら泣いたり、泣きながら交番に行ったこともあります。学校ではいじめを受けていたこともあり、唯一の居場所はサッカーのクラブチームの仲間達。サッカーをやってなかったらどうなっていたのかと思うと怖いです。
そして中学生になり、離婚。一人っ子の僕は家族会議で父か母どちらかを選ばないといけませんでした。1週間考えたくさん泣いた、結局母についていきましたが半年後、父と暮らし始めました。なんでかは覚えていません。そして僕は両親の仲が悪いから離婚したと思っていました。
いろんなことがあり、その反発で反抗期突入。暴力暴言などをし始めた。そして中学のサッカーのクラブチームでまたいじめを受け、父との会話もゼロ。誰にも言えなかった。ある日、父のパソコンを見てると一つのファイルがあり、開くとそれは離婚届の書類。細かく書いてあり、中学生の僕には刺激的な内容。もう狂いそうでした。
そして高校になり片道2時間かけて通い、夜遅くまで部活、父と会話できる時間すらない。入学して早々問題をよく起こしてしまっていました。本当に反省してます。理不尽、愚直、精進。という段幕がグランドに貼られたサッカー部でたくさん揉まれ、人としてマイナスからやっと標準になったかなと思います。
気づけば地方の大学に入り、寮生活。成人になり、大学卒業し、フランスに来てある日、母からお墓参りに行ってくるねとメール。僕が7歳の頃に流産してお墓があることを初めてその時知る。
父とは10年以上母との話はしたことありません。母は正直怒りというか呆れてるというか、少し距離を置いてます。
僕から歩み寄ったほうがいいのかな。
こちらの曲を聴いて、胸が痛くなり、この気持ちを吐き出したくなったけど誰かに言うことではないのでここで吐き出しました。
子供は本当に素直。
将来子供ができたら幸せにしてあげたい。その気持ちは普通の人よりは強いと思う。
僕より辛い思いした人はたくさんいると思います。共に頑張りましょう。
Takeshi